カンパニョーロのリーズナブルホイール「カムシン/KHAMSIN」。
※ちなみに一昔前は、カムシン=カンパのディスクホイールでした。
さて本題は、分解洗浄。
こちらは雨天使用がありまして、触診したところ軸に「ゴリ」があり治療のため専用工具でシールドベアリングを抜き取り、内部洗浄。
左右ベアリングともハブ内部側は、シールが無いモデルです。そのため雨水や金属粉が入ると一気に性能ダウンします。
また後輪フリーハブ内は、「タイヤキ」だったらうれしい大漁?!のギッシリグリスが詰まってます。
ここも洗浄して、必要量の高性能グリスへ変更して組み上げて、気持ちよく「くるんくるん」に復活。多分初期より良い状態と自信あります。(笑)
ベアリング圧入部は、極圧性能の高いグリスを使います。画像だとベアリングの縁がうっすら赤いところです。
ベアリング内部には、カンパグリスやテフロン系フィニッシュライングリスが柔かくおススメです。(→シールドベアリングの場合)
カップ&コーンの場合は、夏の暑いときトロケ気味になるので高性能グレードのリチウムグリスなど使ってます。
カンパ・シャマルのぴかんぴかんへの工程もご覧ください↓
まずあけて直後、ドロドロが、
いい音そして、くるんくるん。
ちなみにカルトベアリングのカンパ・ボーラウルトラ/BORA ULTRA (two)は、また違うんですよ。
極限までのフリクション低減&セラミックベアリング採用のため、グリスでなくオイルで仕上げます。
そのへんは次回アップいたします。
Hi-Bike ホイールオーバーホール(分解洗浄)
前後セットにて ¥4,200-(シールドベアリング) ¥5,250-(カップ&コーンタイプ)
作業がたまりだして嬉しい状態の今日この頃^^。
つくば花室 自転車店 Hi-Bike(ハイバイク) なかむら