Tour de L’abitibi  カナダ ケベック 日本チーム・メカニック遠征。


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カナダ ケベック州で伝統のジュニアステージレース。2015年は、バルドールという町を拠点に7ステージのレースが行われました。
7月17日から移動して29日まで。
日本チームは、コーチ、スタッフ、メカニックと選手6名の合計9名で参加。
広大な景色の中、フランス語圏なのがケベックらしい雰囲気でした。
レースは、TT1ステージ含む7ステージ約600キロ。
途中厳冬期に傷んでしまう舗装区間があり、リム打ち、カットパンク
横風区間での位置取りなどアクシデントが付き物のレース。
メカとしては、スタートしてからサポートカー内のラジオツール(レース状況の無線放送)に気を抜けない状況でした。
選手たちにとって、各チームのサポートカー20台以上がつらなる隊列付のレースは、日本のジュニアレースでは経験できないこと。
アクシデント対応は、毎日のように起こりましたがその分選手たちは、サポートカーの使い方がスムーズになったようです。
レース結果は、厳しいものになりましたがパンク対応スペアバイク交換の判断などわたしの仕事が試される状況も多々あり
選手同様によりタフに磨かれました。
落車対応では、メカが最初に倒れている選手に駆けつけますが
脳しんとうの有無に心がけました。
昔と違い、体に関することは、判断基準があり助かります。
ガイドラインなどがあり選手も関係者も遵守するながれにあります。
今回は、ジュニア選手たちの積極的な選手間の交流する姿勢がとても特徴的でした。
スタッフも他の国々から声をかけて頂けるほどで仕事しやすくなりました。
会話力も大切ですがそれよりも積極的な交流のおかげで
集団内、レース会場での居場所を造ってくれました。
他国の選手でも自然とあいさつに来てくれたり、声をかけてきたり
選手としての「強さ」の定義を再確認しました。
ロードレーサーの機材セッティング、破損が起こる状況など良いことも悪いことも
ここには、記せない真実のノウハウもレース現場だからこそ入手できること。
Hi-Bikeのお客さま、塚田メカ、直子さん、皆様のおかげで今回も良い経験を積むことができました。
ありがとうございました。Hi-Bike 中村仁

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スタート前に、はちみつライスを食べるアメリカ選手たち。
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ロードクイックレバーの止め位置。フロントは、下から上だったり前から後向きですが、リアは、ほとんど上から下向きです。
これがスタンダードです。知らないとフレームに被せたり変なとこで締めちゃうんですよね。
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とにかく広大なケベック州の道路。スノーモービルの道路標識が冬の状況を想像させてくれます。
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左から、とうばるさん、さわださん、あゆむさん、おのさん、おおまちさん、いしがみさん。 
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今回のサポートカーでは、出動回数も多めでライフセーバーの「ビーチフラッグス」のように待機しておりました。
10速と11速の混在だとスペアホイールも増えます。
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オフタイムによったネスレのアイス屋さん。1日中このお店は、行列ができていました。
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