FELTのクロモリ ロウクリアカラーのワイルドなピストを仕上げ中。
Hi-Bikeの完成車は、昔ながらの競技自転車専門店クオリティーを目指してます。
だからストリート仕様でもかっちり仕上ってます。 完成車に良くある初期トラブルのBB緩みなど
ほとんど発生しません。バラシテから再組み立てしてますので安心です。
クロモリフレームは、ねじ山の調整切削が特に気持ちよく仕上がります。
そして、高級極圧グリスを塗布して組み付け。
ヘッドパーツベアリング部分にも雨などに対して耐久性アップの為、タック剤により絶妙な硬さのグリスを塗布。
今回のオーナー様は、ギヤ比を変更するためチェーンを変更。明日には、ワイルドで渋いクロモリシングルバイクが完成します。
このような組み立てをすると、「そんなに違うのですか?」と良く聞かれますが、一番違いが出るのが耐久性です。
1年後の点検時に、各部品にかかるストレスが少なくなります。良質なグリスにより、部品の腐食が少なく安全に
脱着ができます。ヘッド部分においては、ベアリング周りのグリス切れを防いでます。
耐久性のあるグリスを使うことで、ベアリングの球やボールレース、ワンの片摩耗を防ぐからです。
オーバーホールしていると、こういった処置を最初にしているか、いないかで後々大きな違いになるを実感します。
そういえば、先日オーバーホールした弟の自転車は、18年前製造のクロモリでした。
友人などみんなで乗ってたから、もう外見ぼろぼろですがまだ乗れます。(アッちゃん、そろそろ買わないかい?)笑