みなさんご存じかもしれませんが、自転車には、自動車のような車検がありません。
そしてここ数日、いろいろな方から自転車部品破損の時事ネタについてお話をいただいております。
私たちのサイクリングメニューや納車説明などでは、「いかに怪我のリスクを減らすか」が最重要ポイントとなってます。
これは、乗り手側の技術と心がけについてですね。
そして、その前提は、「確実に動作機能を果たす車両である」こと。
そのため、自転車も乗っても乗らなくても、各部は劣化しますしグリスは流失していきます。
命を乗せて走る自転車ですから、オーナーには、申し上げにくい時もありますがクラックが入ったフレームを見れば、即あきらめ勧告。
10数万キロ走った中で、走行中各部が破断したことに何度か見かけております。 事前にわかって、バラしたものがHi-Bike外の
宣伝よう手塗り看板自転車として余生を過ごしております。 よく見るとクラックあります。
なが~く、安全に、かつ大切に自転車に乗るのであれば、オーバーホールを2年に1回してください。
根拠は、ブレーキなどのアウターワイヤーの自然劣化年数です。乗らなくてもタイヤとともにパサパサになり、いざという時に
インナーワイヤーが切れなくてもアウターワイヤーが損傷したものが持ち込まれたことがあります。
また、週末レーサーの方であれば、1年に1度は、インナーワイヤを交換してください。わりと切れます。
またご自身で交換の際は、ワイヤー太鼓側にしっかり適した潤滑剤を塗布してください。
理由は、ここが一番切れている場所だからです。装置の巻き時部との摩擦で1本づつじわじわ切れていきます。
危険兆候は、動きが徐々に渋くなってきます。 ※先日のオーバーホールにて切断寸前の車両が2台ありました。
ちなみに自信もって送り出せるフルオーバーホール基本料金21000円です。
料金の目安として、これにタイヤ、チューブなど通常消耗パーツを追加して
だいたいの方が3万円から5万円です。※購入から1年場合は、タイヤのみの方が多いです。
ですから購入価格が5万円の車体の場合、次は新車の方が良いとなってきます。
ロードバイクなど店頭在庫で10万以上の完成車となるのは、時間が経過した時お客様が迷わず整備して大切に乗れるものだからです。
スポーツ自転車は、なかなか安いものではありませんので当店では、試乗車を活かして、好みのタイプを選んでいただき、
よりよい自転車を送り出していきたいと心がけております。 危険な状態かな?と思ったら迷わずご相談ください。
Hi-Bike実は、ママちゃりから競技車まで整備しております。 みんなの笑顔の為に! 中村 仁