カナダ遠征ツールドラビディビ行ってきました。その1

7月後半は、ロードジュニア日本代表チームのメカニック行ってまいりました。

今日から通常復帰いたします。m(_ _)m

大会名 :2014ツール・ド・ラビティビ(UCIジュニアネイションズカップ)
大会期間:2014年7月22~27日
派遣期間:2014年7月18~30日
開催地 :カナダ
選手団 :スタッフ:3名 選手:6名 
監   督  柿木 孝之(ロード競技部会員)
コ ー チ  上田 敬史(ジュニア強化育成部会員)
メカニック  中村  仁(強化支援スタッフ)
選   手  松本 祐典(京 都・明治大学)
       草場 啓吾(京 都・北桑田高校)
       孫崎 大樹(京 都・北桑田高校)
       小山 貴大(群 馬・前橋育英高校)
       水谷  翔(鹿児島・南大隅高校)
       冨尾 大地(鹿児島・南大隅高校)
関連リンク http://tourabitibi.com/

レースの目的は、上位入賞して、ネーションズポイントを獲得すること。
ポイントを獲得して国別ランキング上位20位以内になることで、世界選手権への参加人数確保
来シーズンレースでの出場条件など・・・

 ツール・ド・ラビディビは、カナダで1969年から行われてる伝統あるジュニアレース。
今回は、第46回 7ステージのネーションズポイント対象レースでした。

JCF 柿木監督のレポート

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アメリカ、アトランタ経由してカナダ、モントリオールへ。
そしてそこから600キロのバス移動。
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宿泊は、伝統の学校となります。
教室を各国、各チームカスマイズして滞在。

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個人TTもあり、レギュレーション確認の車検で微調整。 恒例の「TTの洗礼」

ちなみに、この日気温が7~30℃ 寒くて久々にホッカイロ握りながら震えました。 
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カナダ、ケベック州の広大な景色の中レースでした。
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メカニック視点としては、プレスフィットタイプのBBの普及。
最小限で持っていく工具もちょっとずつ変わってきてます。

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アメリカスタイルの移動式倉庫?!なんでもサイズがでかいです。
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フランス語圏のツールドラビディビ。
アナウンスも雰囲気あります。
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フランス車、ラピエールが似合う、フランス代表のブアニ選手。
スーパースプリンター・ナセルブアニの弟でした。
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レースが始まり、第一ステージのニュートラルで仕事スタート。
草場選手のリアパンク。スペアホイールに限りがあるので車内で速攻修理。
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予備スポークも持参していただいてるので、壊れた貴重なホイールを修理。

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ヒラメポンプアダプターと携帯用遠征ポンプを合体したものを工具箱に入れときました。
緊急時に9気圧まで入れられたので、個人の遠征レベルならこれいいかも。

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はじめてご一緒の上田コーチ。
メカにも詳しくて、GTラインなど工具箱トークで初日から盛り上がりました。
へび年の同級生でした(笑)

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お店の皆様のおかげで、ホイールの組み換え作業がスムーズに行きます。
壊れたら、いつもで御相談ください(^-^)
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川や湖にやさしい、ペドロスのバイオディグリーザーで洗車。
超ピカピカにするには、
新車時から環境にやさしいディグリーザーで
整備して維持するのがいいなぁと改めて感じました。

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ラジオツールから呼ばれる
「ジャポン・バックウィール!」とか
「シュート、シュート(落車)・・・ジャポン」

レース中のホイール交換。

集団のスピードが速いので、サポートカーもいい速度で近くを通過していきます。
ぶつからないように、ラインを確保しつつ、
ホイール持って、走って、選手を押し投げて
車に戻ります。
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最終日、ステージ7. 
念願の日本チームステージ優勝を獲得。

個人的に孫崎選手とのドイツ最終ステージのリベンジが果たせてよかった。
ドイツでは、最終局面での落車、
石畳区間での機材破損発生とちょっと悔しいドラマがありました。
チームプレイ、連携あっての優勝。
逃げて攻撃した小山選手、
連携して日本チームの強さを各国に印象づけた草場選手、松本選手。
他国のスタッフたちから、「彼らは、強かった」とメカの自分にも言葉をかけられました。

近代ロードの戦い方、ステージレースの流儀、いろいろと伝えたいことが溜まりまくりました。

また、レース後の日本チームジュニアたちのスポーツマンシップ溢れる対応が
素敵でした。ロードレースで戦い抜くには、フィジカル以外の様々なテクニックと人間性が試されるようです。

そしてすべてを兼ね備えたとき、チャンピオンとなるようです。

またまたロードレースが、ロード選手が好きになりました。

Hi-Bike 中村仁