先日の日曜日、草レースJCRCにHi-Bikeメンバーと参加してきましたが、
本格ロードレーサーは、この為に開発されてるんだ!と再確認しました。
フィッティングによる快調に良く動く自分の体にも満足でした。
集団内では、上ハンドル持ちながらリラックスモードでペースアップに備える・・
フィッティングと好みで追加した平地用アレンジを再確認できました。
下肢点付近の画像からレース中のサドル高も狙い通りです。
無いのは、根性と筋力(笑)
レース自体の内容は、12:30お昼スタート、6キロ17周の102キロレース。
20代の頃なら完走は、まぁ問題なくでしたが・・・70キロ地点で気持ちよく出し切ってリタイア(笑)
スタートから1時間は、集団走行。この間、実質3分後ろにいたSクラスのアタック選手たちが追いつき抜かして行ったり、脚の差を感じつつ ロードレースの緊張感と高い性能を機材に要求したくなる状況を体験。
まず、リズム。
密集した集団は、下りで60キロ、急なGのかかるコーナー、一気に加速して登り区間、
路面状況も一般公道の様に、つなぎ目、段差、多少のクボミ・・・
アタックしようと飛び出す選手、不運にもコントロールを失う選手、
たくさん変化が、走りのリズムを狂わしてきます。
そんな中、機材に求めるのは、意のままに動いてくれる、わがままを聞いてくれる
タフで正確なロードレーサー。
集団でフルブレーキで減速して突っ込むコーナーでは、フロントフォーク、ヘッド周りの剛性感により高い欲求が生まれ、そしてブレーキ、タイヤのアドバンテージでまわりのライバルより優位にマシンコントロールができる。
ブレーキレバーの引きしろ深めなセッティングがエリート選手に多いのも体感。
それは、制動だけでなく、当て効きコントロールを下ハン握り込みながら
指でコントロールをできるから。 これは、思わずターンしながら感心しました。
変速機も集団の変化する速度に、いつでも正確に軽やかにチェーンが移動してくれる
そんなシフターに感謝するときです。 今回のレースで電動Di2の普及率に納得します。
自分は、カンパの11Sがベストな調整でスルスル決まる。これが好きです。
そして、登り区間。 ここでは、トルクがかかった状態で変速しなければならないことも。このときチェーン、スプロケットの摩耗度合いと製品のグレードの良さが強調されます。レース用の(カタイ)グレードなら力ずくでもスムーズに。さすが。
もちろん上級者ほど、変速タイミングにトルクを抜きながら回して、チェーンが架ってからトルクを入れてますが。
あとは、フレームのBBウィップのリズム。登り区間では、フレームのキャラクターで
とくに横方向のリズム、ペダリングが違ってくると感じます。
そして、乗り手のポジション。いかに苦しいときに効率よく出力を推進力にするか。
自分的には、8%の坂で気持ちよくカンパのしっくりくるブラケットを握り、
適度な上半身のリキミでブレの少ないペダリングで走ることが体感できました。
機材もカーボンディープホイール、フレームで10年前より1.5キロ軽いし(笑)
レース後、次回出るなら用意したいもの・・・
最高峰のチューブラータイヤ、やっぱりG3のボーラ・カーボンディープ、
フレッシュなチェーン、スプロケットまわり、今回と同じくおいしく、機能的な補給食。
それとやっぱり仲間たちと行けるのが一番楽しいですね。 ちぎれても、入賞しても
仲間がいてこそ、楽しさ倍増です。 帰りの車内反省会もまた楽しいひと時です。
来年こそは、完走するぞ!(笑) Hi-Bike 中村仁