サウスチャイナ遠征回想録。

12月10日 まずは、一日目。

今回の遠征では、ワンデーレースで1ヶ所の宿泊ホテルで滞在。
10日午後に到着して、すぐにホテル地下駐車場内へ
そこに各チーム割り当てられた共同自転車置き場へ輪行バッグを運び、
全選手と各々組立、軽いロードワークへ出発。

飛行機へ預けてあったので、エンド修正工具など準備して帰って来てからの作業準備。

結局エンドは、各車問題なく、
輪行後のハンドル、ステム微妙な位置修正が重要でした。
この最後の決めポジションは、選手自身が行うことが多いです。
そして洗車とオイル補充、決戦タイヤ交換1ペア、チェーン交換。

wilier チェントウノは、ピッカピカ、その他マシンもきれいで
ペドロスの環境にやさしいエコなディグリーザーで洗車。
今回は、チェーンクリーニングマシン使いませんでしたが、
一般家庭や水を大量に使えない環境では、このチェーンクリーナーと
水拭きできれいに仕上げられます。 

ロードレースの選手は、燃料である食事を走行中にするため
CCDドリンクやパワージェル、カーボショッツなど補給食や
おトイレなども乗車しながら行うシーンがあり・・・
フレーム、ハンドルが掃除しないとベタベタになります。

なによりビカビカ光る状態にクリーニングしたチェーンに新しいオイルを塗ると
抵抗が明らかに軽くなり、変速フィーリングもアップします。
だから皆様にも掃除オススメです。 
今回は、チェーンオイル私物のノンガス容器オイルのVIPROSの「無音」を持参。
距離が長い場合や雨の時は、フィニッシュラインのウエットルーブ、時に+グリスのスペシャルミックス。
しかし短めの距離とドライコンディションの予報でしたので、軽いフィーリングのオイルにしました。
無音・MUONは、極圧・浸透性が高くロード、トラックともに雨天以外では無敵の性能と思います。

細かい作業では、カンパハブ、フルクラムハブの微調整。
チューブバルブコアの調整。
コリマ製カーボンクリンチャーホイールは、軽くてカッコよく魅力的でした。

そしていつも選手の戦う機材と感じる瞬間が、
フロントフォークの脱落防止爪がないこと。
スマートにスムーズにホイールがスパッと外せます。

それと右ブレーキレバーがリアの人が多いこと。  

そんなことを感じながら、整備してると同室のインドネシアや中国のチームの機材も搬入。

見たことないオリジナルカーボンフレームで揃ってるチームがいくつかと、
台湾メーカーやイタリアメーカーの一世代前のフレーム、パーツが多かったです。

この日、外し忘れたメーター1つ消えました。車体には、カギしておきましたが、貴重品要注意です。

みんなとの夕食を終え、マッサー室となっている部屋にもどり、森トレーナー(NIPPO)施術の横で
ちょっとウトウト。リズミカル筋肉をさする音が気持ちよさそうに聞こえてきます。

かなり興味深い真実のレーシング話を聞けて、やっぱり現場だなぁと。その内容は、企業秘密・・・。

 昼間19℃、夜13℃期待していたより涼しい感じでした。そんな1日目終了。