こちらは、先日オーバーホールのご依頼を受けました、ロードレーサーのブレーキシュー。
リムへの当たり面に、何か光るものがたくさんついています。
実はこれ、車輪側の金属(アルミ片)なんです。
アルミリムの削れた破片をそのままにして乗ると、悪循環でブレーキシューも車輪も、お互いどんどん切削されてしまいます。
車輪のリムも消耗品にはなりますが、できるかぎり長く使っていただけるように、まめにブレーキ面の掃除と(固めのブラシで歯磨きのようにして落とせます)そしてブレーキシューの交換をお勧めいたします。
ちなみにブレーキシューにアルミリム用とカーボンリム用があるのは、熱対策による材料そのものが違うということと、このように金属片がついているブレーキシューのままカーボン素材リムへタッチすると1回でリムをダメにしてしまうという理由もあります。
けっこうチクチクするもんです。
シマノ(日本)ブレーキシュー 79デュラエース R55C3 1ペア 669円
カンパニョーロ(イタリア)ブレーキシュー レコード 1ペア 1309円
つくば市花室の自転車店 Hi-Bike 中村より