アジア選手権ロードより帰国しました。

ミャンマーの首都、ネピドーで行われた2018年アジア選手権ロード。
年齢カテゴリー&男女で大所帯のチーム編成でした。

大会初日の団体競技、チームタイムトライアル。
使用する機材が空力に優れるタイムトライアルバイク。
乗車する選手がワールドクラス含むエリート男子。
バイクセッティング、わずかな差が大きな結果になりえる競技なので
メカニックとしてこんなに緊張したのは、初めてだったかもしれません。
エアロホイール、ディスクホイール、エアロウェアとフル装備で速度も上がります。

結果 金メダル!

会場には「君が代」が流れて 競技スポーツの至福のひと時でした。
全体でもU23男子、ジュニア男子、で積極的なチームプレーからの金メダル。
スタッフとしても疲れが吹き飛ぶ結果にやりがいがありました。

現地には成田から飛行機でヤンゴン、そして大量の機材があるのでバス&トラックでネピドーまで6時間ほど移動。
多くの選手団がネピドー空港まで飛行機移動だとロストバゲージが多数発生して混乱してましたが、私たちは順調に準備ができました。
機材スポーツなので優先順位とバランスが肝だなと思いました。
選手は、長い移動やプレッシャーの中、体調管理に大変気を使っていてこちらも気が引き締まりました。
大会全体を通じては思うようにいかない事があったり、予想外に良いことがあったり。
人間臭さが詰まったスポーツの魅力を再発見しました。
またメカとして個人的には、セッティング、進化する機材、工具の優先順位などなど課題と自信を得ることができました。
3月、4月もレース遠征予定があります。工夫して最大限のサポートができるようにしたいと思います。
お店でもメカニックサービスの質をあげてHi-Bikeを仕上げるぞ!!!

メカニック中村仁


 
Photo by 飯島 美和さん