プロファイルデザインのカーボンディープリムホイール「58 TWENTY FOUR」。
チューブラーとクリンチャー、2つのモデルがあるのですが、今回はクリンチャーのモデルを使ってみました。
ちなみに「58」はリムの高さ、「TWENTY FOUR」はリムの幅を表しています。
ということは今トレンドの幅広系のリムということです。

その他リムの高さ違いのバリエーションで38mmと78mm、あとディスクホイールも用意されています。

正直なところ、カーボンホイールでクリンチャーというのが強度面や対ブレーキ性など、どうしても抵抗があったのですが、技術の進歩をまざまざと見せ付けられた結果となりました。

筑波山のダウンヒルなど比較的高い速度からのブレーキングでも、初期のうちからタッチ等々、より高価格な他社チューブラーホイール同等のしっかり感もあり、また付属してくるシューもきちんと使えるモノです。雨の中でもその印象は変わりませんでした。

ハブもスタンダードな構造にしては、精度含め良好な回転具合だと思われます。

スポークはSAPIM CX RAYを使用とのことですがテンションは低めのようで、踏み込みに対してのレスポンスはもう少し元気があってもいいかとも感じました。
が、その分巡航時の乗り味や当たりのマイルドさ、脚の残しやすさそして商品の耐久性というところでその恩恵に預かれると思います。

付属品も、先出のシューに加えクイックレバー・交換用のスポークまではよくあるパターンですが、タイヤレバーまでついていたのは初めてでした。

全体的な印象としても、華奢な感じはなくどちらかというとガッチリ感のある部類に入ると感じるので、普段履きでガンガン使っても問題ないと思います。

値上げ傾向にあるこのご時世で、前後ペアで税込約20万円というこの価格帯（￥203,116-）でこの性能はなかなかのお値打ち商品だと思います。
ちなみにチューブラー版ですともう少しお買い得（￥191,506-）になります。

Hi-Bikeでは、お試し用としてこのモデルをご用意しておりますので、気になる方はお気軽にどうぞ。

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