いまや整備するマシンにバッテリーがついているのも珍しくなくなりました。
シフトボタンを押せば、どんな状況でも踏み方でもボタンを押した通りに変速します。
シマノの11S変速では、ワイヤー式でさえとてもスムーズに変速します。
その分、特定のライダーさんは、チェーンやスプロケの痛みが速いような気がします。
対してカンパニョーロのワイヤー式変速機は、チェーンラインにあわせてトリム調整変速したり、
アウター~インナーの変速時にトルク抜いたペダリングしたり、レバー操作でワイヤーを少しオーバーストロークさせたり
ちょっと労わりの操作をしないと動いてくれません。
そのかわりに、カンパニョーロ乗りは、マシンを労わる操作技術が自然と身についてしまいます。
さっとアジャスター調整したり、アップダウンコースでフロント変速がたくさんあってもチェーン外れさせない技術があったり、
なんとなくそんなイメージの粋なお洒落ライダー=CAMPY乗り。
月末には、そんなカンパニョーロからコンポーネントの新作発表会があるようです。
塚田が出席予定なので、詳細はその頃店頭で。
Hi-Bike 中村仁