FELTの記事からもわかるBBのこと。

アルゴス

画像は、ツアーオブオマーンのピット。
メカニックのサイモンさんがシマノの選手と遠征していたこともあり
場所取りや機材移動の時、熱烈にアシストしていただきました。
サポートカーからパンクホイール交換のときなんか、
超絶ダッシュ&勢い余って前転するお茶目なサイモンさん。
そのFELTチーム機材に気になる部分がありました。

シマノやカンパニョーロのクランクを使用する場合は、68mm幅のBSA規格が個人的に好きです。
(70イタリアンもスレッドタイプで同じくです。)
プレスフィットもBB30も問題なく使用されておりますが、整備性と異音の判断をしやすくなります。

ツアーオブオマーンの山岳ゴール、グリーンマウンテンではプロ選手も27T~28Tのスプロケを使う
急勾配のコースでした。サポートカーがバラけた集団を抜きながら前にいる西谷選手を追うときに
ボーネンやカンチェなど含む大集団を抜かしていると、とても興味深い音が!。あれです。
「パキン、パキン」「ギシっ、ギシッ」 感覚として5人以上10人以内に1台の割合でBB異音が出てました。
近年のBB構造だと お店での作業依頼でもNo1のこの現象。 

工房にオーダーしているフレーム、Hi-Bikeセレクトの際は、ここが68BSA規格をチョイスしてます。

ちなみにBB30フレームの場合、FSAのBSAスリーブ加工やKCNCの変換BBで選手も異音なく乗ってます。
プレスフィットの場合、異音が出たらフレームを守るため新品に打ち替えます。

FELTの記事を見て、なるほどと思いました。 現場で見たとき気がつかなかった(笑)
アルゴスシマノチーム