せっかく使っているカンパニョーロEPSのフィーリング等々もお伝えしなくてはなぁと思いつつ、しばらく経ってしまったので、ちょうど今日はロングを走ったのでそれと照らし合わせながらまとめてみたいと思います。
まず、使用状況として、
’12 LOOK 695 SR
クランク・・・LOOK純正オリジナルZED2(カンパニョーロ非公認)
その他のコンポ等々・・・カンパニョーロスーパーレコード
となっています。
フレームはEPS対応を謳っていますし、もちろん取付はカンパジャパンのセミナーを受けて認定を受けておりますHi-Bikeですので問題なしです。
唯一、クランク(チェーンリング)だけが公認外パーツといったところでしょうか。
今日走ったコースは、平坦~筑波山登り・下り~緩やかアップダウン~10%前後のキツイ登り2kmと多岐にわたっています。
序盤の平坦路では、寒い時期ということでフロントはインナー固定で回すことが多く、主にリヤのシフトチェンジで走っていました。
EPSはシマノDi2やその他ワイヤー式コンポと違ってトップ側のストッパーボルトがないため、セッティング如何によってはトップギヤから外側に外れてしまうことがあるようですが、初期のゼロセッティング、そしてどのカンパでもそうですが、フレームの精度さえ出ていれば大丈夫なように思います。
特にいじわるなインナーXトップなどの位置で、そしてZED2クランクでもがちゃつくことなく、トップに入ってくれています。
登りに入って、インナーのローなどを使う場合にも、(ロー側にはストッパーボルトがあります)問題なく1発でシフトが決まります。
集団でアップダウン路を緩急つけて走るところになって、フロントの変速頻度が増えてくるわけですが、こちらはワイヤー式で使っていた時もそうでしたが、ストロングライト製のチェーンリングとカンパチェーンの相性がいまいちなようで、特にアウターからインナーにシフトする際に歯離れが悪く、引っかかってしまうこともあります。
このあたりは、やはり10速11速コンパチの歯の宿命かなぁとも思います。
もちろん、どんなにトルクをかけていてもグイグイ変速してしまうシマノDi2と比べてしまった話であって、日ごろからカンパに親しんでいる方であれば、それほど気にならないと思います。
逆に、インナーからアウターに変速する時は多少愛のない操作をしても、モーターのトルクでガチャっと変速してしまいます。
10%前後の登坂路で、チェーンにトルクが残っていてもOKです。
また、一部でワイヤー式と形状が違うといわれているブラケット部ですが、確かに厳密に言えば形状は変化しているかもしれませんが、相変わらずの握りやすさで下りでもブラケット部オンリーで不安なく、疲れずに下れます。
その際のカーボンブレーキレバーの剛性感も問題ありません。
唯一、その価格がネックかな~と思いますが、それこそがカンパニョーロたる所以ということで、ぜひEPSいかがでしょうか?
アテナEPSのデリバリーも始まっています。Hi-Bikeコンポパックでのご提供もございます。
また、EPS非対応のフレームの方でもあきらめずにご相談下さい。
若干の加工作業にてワイヤー内装で仕上げることも可能です。
でわ。
つくば花室 自転車店 Hi-Bike(ハイバイク)つかだ