昔から話に聞いていた、恩師の生まれ育った付近にて。
炭焼きの時など小さい頃から、この裏山でかなりの重さの木を背負って登っていたそうです。
それからぶどう棚。この高さまで以前は、雪が降り積もり2月ごろといえば足元がこの棚だったそうです。
温暖化でそれも昔の事となっているようです。
そんな秋田へ何しに行ってたかというと・・・
急きょ大抜擢?!(ホントか?)笑
ナショナルチームメカニック(大先輩達の比じゃありませんので、見習いレベルです。)として、
代表選手の合宿に参加させていただきました。
なんといっても今回、初めて訪れた恩師の故郷に感動。田沢湖中心のコースでトレーニングが行われましたが
このあたり、高橋コーチの高校時代の練習コース。ほぼ一帯を熟知しておりました。
上の写真「このあたりで最も好きな場所の一つ」とおっしゃてました。その語り口から何かが詰まっている感じでした。
貴重な「仏」顔の瞬間です。^^たしか高校~日立製作所とおもに4000mトラック選手として活躍。
幻のモスクワ五輪代表であり、その後ロード選手の道を開拓したロス五輪ロード代表でもあります。
わたしが知ったときには、残念ながらすでに引退されていましたが、レースの現場で強烈にアツイ監督の姿を観ることはできました。もちろん今も健在でした。勝つことへの執念、厳しさ、そしてなによりその世界の喜びと幸せを知っているからこそ、あのアツさがあるのでしょうね。
とは言っても一番の主役は、当然選手でございます。日々、真似できないきっちりとしたメニューとリズムで
体をつくり、結果を出す。早朝、選手各々が毎日体をケアしている姿がまた心打たれます。
雨でも嵐でもロードトレーニングは、続きます。
なぜならレースは、容赦なくそんな天気でも行われるからです。
そうなるともう何とか、機材を少しでも良い状態へ整備して結果を待つしかない!
そんな日々でした。