当店のイタリアンロードレーサーの王様、Milani(ミラーニ)の「スペシャリッシマ」。
スーパーレコードの部品なども展示用に仮組の状態だったので、チェーン以外をはずしてみました。
カルトベアリング(セラミック)BBも洗浄して軽めのグリスにしてみます。
カンパニョーロのカルトベアリングシステムは、メーカー指定でハブも含めて少量の潤滑油だけで問題無し。ただし回転時の動作音が気になる場合、グリス等で改善するといった具合です。
ちなみに、このMilani(ミラーニ)ハイエンドカーボンフレームのBBは、シェル幅68ミリでした。内部は軽量化と、パワー伝達の効率アップためアルミ製となっております。
明日は、BBのタッピング仕上げをして、ヘッド部分の分解調整してみようと思っています。
完成車123万円のモノなので緊張しつつ、とはいっても勝負マシンとしては、他と変わりなく同じロードレーサーであると感じました。
タイヤは、もちろんチューブラー。こちらは、オーナー様決まってから接着しましょう。
おぉ、日本未入荷のアンブロッシオのカーボン完組ホイールのハブ分解も楽しみ。
T800カーボン繊維のMilani、いったいどんな乗り味なのか?今からとても気になります。
BBなどオーナー様パーツ指定が完了時にカンパテクニカル指定のロックタイト222番手で組み付けます。それまでは、ウレア系ハイグレードグリスで仕上げておこうと思います。